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嘘をつくことは国家の生存と巨大企業の成功にとっての中心である。なぜなら、もし我々の敵があなたの言葉すべてに信頼性を計算できるのなら、あなたの虚弱さが莫大に広がることになるからだ。・・・世界地図を見よ。国境線は悟りの境地を生きる平和な人間によって引かれたのではない。国境線は戦争によって決定したのだ。そして国の性格は闘争によって磨かれてきた。大概の場合、血まみれの闘争で。 |
この観点から眺めるならば、対外戦争に向かう軍国主義的傾向は、国の公的資金の分配を巡る国内闘争の隠喩的な反映であると大局的には見なすことができる。それは、底辺の層から頂上に向かう国家財源再配分の密かで陰湿な戦略なのだ。・・・ ・・・寄生的であることに加えて、新しい米国の軍事帝国主義は、二重の帝国主義とも呼ぶことができる。「二重の」というのは、それが外国の自らを守る力を持たない国民たちとその資源を収奪するのみならず、それが同時に圧倒的多数の米国国民とその国内での資産を収奪するものだからである。 |
ところで「武士の武略」には敵に対する軍事的な謀略のほかに、今で言うプロパガンダ、政治宣伝も含まれるはずです。「敵を欺くならまず味方から」という言葉もありますが、しかし支配者にとって「土民百姓」は断じて味方ではなく、最も恐るべき潜在的な敵です。農民出身の豊臣秀吉が農民から強引に武器を取り上げ検地による監視体制を作り上げたのも、自身がその「土民百姓」出身だけに、そのことを最も鋭敏に知っていたからです。この点を見誤るならプロパガンダの本質を取り違えるでしょう。従って、今も昔も、世界のどこであれ、支配者およびその候補者は、必ず、「土民百姓」に対して政治謀略的なプロパガンダを用いることになります。彼らは本当の敵がどこにいるのか知っているのです。 |