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「ユダヤの陰謀」の正体は大英帝国主義である

 これはThe "Jewish" Conspiracy is British Imperialismの全訳である。著者のヘンリー・マコウはユダヤ人だが、自他共に認める「陰謀論者」であり米国のユダヤ組織からは「ジュー・ヘイター」と目を付けられ、その割には「ホロコースト肯定論者」で、そのうえで「ホロコースト否定」で逮捕されたエルネスト・ツンデルの支援を行う、というまことに奇妙な人物である。全面的には賛同しがたい点があるが、近代史についての極めて興味深い一面を突いている。

 またこれは(このアーカイブ中にある)同じ作者の論文『シオニズム:ユダヤ人に対する陰謀』とペアを成すものである。

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http://henrymakow.com/000447.html

「ユダヤ」の陰謀は大英帝国主義である

ヘンリー・マコウ著 
2004年5月30日

 私のような陰謀論者は、近代の歴史というものを人類を隷属化させるための国際金融機関による長期にわたる陰謀を反映するものである、と信じている。

 群盲が象をなでるように、我々はユダヤ人、イルミナティ、バチカン、イエズス会、フリーメーソン、黒い貴族、ビルダーバーガー等々の陰謀について述べる。

 実際の悪党どもは我々の経済的・文化的な生活の中心にいる。彼らはイングランド銀行(the Bank of England)、米国連邦準備委員会、およびそれらに関連するカルテル(複数)を所有する支配的家族(複数)なのだ。その正体は秘密であるが、ロスチャイルドは間違いなくその中の一つだろう。イングランド銀行は1946年に「国有化」されたが、その貨幣を作り上げる権力はその同じ手の中にとどまった。

 イングランドは実際には、女王ではなく「シティー・オヴ・ロンドン」を指す「王冠」によって運営される金融寡頭支配国である。ザ・シティー・オヴ・ロンドンはイングランド銀行によって運営される私営企業である。サ・シティーは大ロンドンの中心部に位置する主権国家なのだ。「金融世界のバチカン」として、ザ・シティーは英国の法律には従わない。

 その逆にこの銀行家たちは英国議会の独裁権を握る。1886年にアンドリュー・カーネギーが次のように書いた。「6、7人の男が全く議会に相談することなくこの国を戦争の中に突っ込ませる。」1910〜1919年にイングランド銀行の頭取であったヴィンセント・ヴィッカーズは世界大戦についてザ・シティーを非難した。 The Empire of the City, 1943, p 60)

 大英帝国は銀行家たちの金融による利益の延長であった。実際に、あらゆる非白人植民地(インド、ホンコン、ジブラルタル)は「クラウン・コロニー」だったのだ。英国人たちが征服しなければならず支払わなければならないにしても、それらはザ・シティーに所属し英国の法律に従うことはなかった。

 イングランド銀行はT.R.ロウズヴェルト政権の間(1901〜1909)に米国のコントロールを手にした。(そのときにはそのエージェントであるJ.P.モルガンが米国産業の25%を支配したのである。(Anton Chaitkin, Treason in America, 1964)

 American Almanac"によると、この銀行家たちは主として欧州に基盤を持つ英国女王を含む王家の非公式な組織である“Club of the Isles”と呼ばれるネットワークの一部を成している。このClub of the Islesは推定10兆ドルを財産として支配する。それは、Royal Dutch Shell、 Imperial Chemical Industries、Lloyds of London、Unilever、Lonrho、Rio Tinto Zinc、Anglo American DeBeersといった大企業を治めている。それは世界の石油、金、ダイヤモンド、その他数多くの価値ある天然資源を支配し、その地政学的なアジェンダを遂行する際にこういった資産を運用するのだ。

 その目的は;次の2、3世代の間に世界の人口を現在のレベルである50億人以上から10億人未満にまで減らすこと;彼らの世界的な権力とその権力が基盤を置く封建的システムを保持するという利益の中で文字通り「人間の群れを間引くこと」である。

 歴史家のジェフェリー・スタインバーグ(Jeffrey Steinberg)は、次のように書くときに、米国、カナダ、オーストラリアのことについて触れているようだ。

 『イングランド、スコットランド、ウエールズ、そして特に北アイルランドは今日、ザ・シティ・オヴ・ロンドンの・・・要求に仕える奴隷制プランテーションと社会工学の研究室より多少はマシな状態である。・・・。

 これらの家族は金融寡頭支配体制を形作っており、彼らはウインザー王家の陰に隠れる権力なのだ。彼らは自分たちをヴェネチアの寡頭支配者の子孫と見なしているが、それは1509〜1715年の間にイングランドに侵入して打ち倒し、そして、バビロン、ペルシャ、ローマ、ビザンチンなどといった帝国の寡頭支配システムを受け継ぐ、新たなより悪辣なアングロ・ダッチ・スイス血統を確立させたものである。

 ザ・シティ・オヴ・ロンドンは投機市場を支配する。天然資源採掘、金融、保険、輸送そして食糧生産を含む固く連結した企業グループが、そのライオンの世界的市場におけるシェアをコントロールし、そして世界の産業に対して事実上の「生死与奪権」を発揮するのである。』

 スタインバーグは経済学者リンドン・ラルーシュと関係のある歴史家グループに所属している。彼らはこの300年以上昔に起きたヴェネチア商人支配者たちのイングランドへの移住という災厄の跡をたどっている。

 ラルーシュの歴史家たちはそうとは言っていないのだが、この支配者たちのメンバーの多くがユダヤ人であったようだ。セシル・ローズは言った。「ヴェニスの貿易は前面的にユダヤ人たちの手に集中していた。商人階級の最も裕福な者達である。」(The History of the Jews in Venice, 1930)

 これらユダヤ銀行家の家族は、金遣いの荒い欧州貴族にその娘を嫁がせることを習慣としていた。ユダヤ人の法では、母親がユダヤ人である混血の子孫はユダヤ人なのだ。(男性の跡取りは常にユダヤ女性と結婚する。)たとえば、1878年にハンナ・ロスチャイルドはロウズベリィ卿と結婚した。彼は後に首相となっている。1922年に、フィリップ王子の叔父であり英国女王の従兄弟であるルイス・マウントバッテンは、ユダヤ人銀行家エルネスト・カッセルの孫娘と結婚した。カッセルは世界最高の金持ちの一人だった。

 Burke's Peerageの編集者であるL.G.パインによると、ユダヤ人たちは「英国貴族階級と極めて緊密につながっているために、この二つの階級の片方だけが損失を被ることなどありそうにも無い。ユダヤ人たちと貴族たちがあまりに密接につながっているため、この国ではユダヤ人に対する攻撃の可能性はないだろう。貴族も同じく傷つくのである。」(Tales of the British Aristocracy1957, p.219.)

 多くの欧州貴族たちは、もしユダヤ人との結婚によって生まれたものでないのなら、自分たちを聖書にあるヘブライの子孫と見なす。ハプスブルグ家は結婚によって、ベニヤミン族の子孫と称するメロヴィング家とつながっている。

 加えて、多くの貴族たちが、「ブリティッシュ・イスラエル」運動に所属している。彼らは、英国の尊厳はイスラエルの「失われた氏族」であるアングロ・サクソンの頭であると信じ、また黙示録に書かれてあることは大英帝国の完全な再建を指すものだと信じているのだ。

 Barbara Ahoによれば、薔薇十字会とフリーメーソンはブリティッシュ・イスラエル主義を信じているのだが、エルサレムの再建される神殿の王座に彼らの血統の者をすえる計画を持っている。この、世界が救世主としてあがめる予定の偽メシアをすえることは、何世紀にもわたって注意深く研究され遂行されてきている。

 Barry Chamishによると、「英国フリーメーソン無しではイスラエルの近代国家は存在しなかっただろう。1860年代にブリティッシュ・イスラエル主義運動がフリーメーソンの内部で起こった。その目的はトルコの一地方であるパレスチナにユダヤ・メーソン国家を築くことであった。・・・当初は、ロスチャイルドやモンテフィオレスのような英国のユダヤ・メーソンの家族が、予想される移民の波のためにインフラを建設する資金を提供した。しかしながら、ユダヤ人たちをイスラエルにおびき寄せることは困難であることが明らかになった。彼らは、単に、欧州人の生活を非常に好んでいたためにそれを捨てることが出来なかったのである。だから欧州がユダヤ人にとっての悪夢へと変えられなければならなかったのだ。」

結論

 私は人生の大半を習慣的な教育を受けるために浪費してしまった。そこで私は自分の教育を新たに始めようと思っている。

 吸血鬼のような一党が世界を引きずっているように思える。この秘密の徒党は我々の主要な政治や経済や文化の研究所によって代表されるものである。西側世界の社会は征服されその文化は破綻させられている。民主主義は社会コントロールの形態であり、そしてマス・メディア/教育は洗脳のためのシステムである。

 この問題は基本的に、人間が神の似姿として作られた、そして自らを真実と美と正義の高いレベルに引き上げる義務を持っている、と、我々が信じるかどうかに帰するものである。当然のこととして、独占支配者たちはこのようなことを無用であるとし、リアリティを自分たちの利益にあわせて定義する。彼らは我々に、神は死んだ、そして人間は聖なる魂の無い素晴らしい動物に過ぎないものであると教えてきた。今日の文化は基準、思想、そしてあらゆる種類の目的を否定しがちである。その代わりに、我々はくだらぬ事柄と堕落を限りなく与えられ続けているのだ。
 あるエリート・ユダヤ人たちはこの新封建主義陰謀のエリートの重要な一部となっている。歴史を通して彼らは貴族階級と共生関係を作ってきたしかし農奴のような普通のユダヤ人たちは自分たちのエリートによって操作され処罰されてきた。

 イスラム教やキリスト教のような本物のユダヤ教は、神の至高性はモラルの力であると確信する。本物のユダヤ人は、本物のキリスト教徒やイスラム教徒のように、非道徳的な行動を行うことは出来ない。神への我々の信仰を再確認するときである。

関連記事:Rixon Stewardのファイナル・カウントダウン(リンク:http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?id=107
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このマコウの作品に対する訳者からのコメント

 「薔薇十字会」とか「メーソン」「ブリティッシュ・イスラエル運動」とか、『結論』の信仰告白などは、ちょ、ちょっと、堪忍してくれ、と言いたくなるのだが、しかしマコウは、ユダヤ系資本家ともう胴体のほとんどがくっついたシャム双生児になっている英国と欧州の支配階層の姿を、的確に指摘している。

 日本にいる人にはピンと来にくいだろうが、ジモジモの一人として欧州にいると、本当に底知れない「雲の上の高さ」を感じるときがある。スペイン語で王族・貴族を表現する「サングレ・アスル(青い血)」という言葉があるが、まさに「血」が異なるのだ。
   (参照)http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/681.html
    スペイン語「青い血(sangre azul)」の意味(欧州を覆う「高貴な血のネットワーク」)

 彼らは単に資本で世界を支配するだけではなく、その狂気を現実のものにすべく世界改造を行いつつある・・・と、こんな言い方をすると立派な「陰謀論者」になってしまうのだが、私はスペインで「雲の上にいるチェスの指し手」の指先を垣間見る機会を与えられた。そして無自覚にそのコマとして動く「左右」の人士たちの姿も。
   (参照)(聖なるマフィア オプス・デイ より  第2部:スペイン現代史の不整合面

 カネと血統による「青い血」の流れる者達は、たとえば自分の庭に虫が多くなってきたら庭師に殺虫剤を振り掛けて処分せよと命令するように、地球を「浄化」しようとするだろう。自分が歩きづらくなってきたら庭師に改造を命令するように、世界の作り替えを行おうとするだろう。彼らには彼らの欲求と利益の追及があるのみである。

 マコウの論文によると、その「青い血」の重要な一部分としてユダヤ人の支配階層が存在しており、その起源はルネサンスにさかのぼる。彼らは一般のユダヤ人を出汁にして世界改造の陰謀を実行している、ということだが、その要がパレスチナの地というのも奇妙な話である。

 イスラエルが「植民地」的な作られ方をしたのは明らかで、ジャボチンスキーなど「鉄の壁」の中ではっきりと「植民地作り」を語っている。しかし、植民地なら「本国」があるはずだ。その「本国」とはどこなのか?
   (参照)イスラエル:暗黒の源流  ジャボチンスキーとユダヤ・ファシズム より  第3部 『鉄の壁』:イスラエルの建国哲学

 ここでマコウが「イングランド銀行は英国の法には従わない」と言っていることが注目される。つまり「イングランド銀行」は英国の中の「一つの独立国」なのだ。これは同様に、米国のFBR(あるいはその奥にある大資本家家族の集団)についても言えることかもしれない。イスラエルの「本国」が見えてきたのではないだろうか。

 彼らは英国人としての立場とユダヤ人としての立場を場合に応じて使い分けているだけである。ユダヤ国家の「国民」は欧州に大勢いたユダヤ人たちであり、「ナチ印の箒」で掃き集めて「シオニスト印の塵取り」ですくい取ればよかったわけだ。

 しかしそれにしても、もし英米資本が単純に中東の覇権を狙って植民地化を進めたとしたら、パレスチナではなくてペルシャ湾岸にしたはずだろう。なぜ石油地帯から離れたあの地でなければならなかったのか。なぜユダヤ人でなければならなかったのか。

 ベネディクト16世の弟子でバチカンの大物であるカトリック・シオニスト、クリストファ・シェンボーンが興味深いことを語っている。2005年3月31日付のエルサレム・ポストの記事である。

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『ヨハネ・パウロ2世の跡を継ぐと見なされる枢機卿は水曜日の夜に、この聖なる土地【イスラエルのこと】のユダヤ殖民のための強いメッセージを送った。彼は、欧州のキリスト教徒がイスラエルを支持するのはホロコーストの罪悪に基づくものだ、という主張をはねつけ、キリスト教徒はシオニズムをユダヤ人に対する聖書の命令として承認しなければならない、と語った。

 オーストリア司教区の一部であるウイーンの大司教クリストフ・シェンボーンは、エルサレムのヘブライ大学の場所にある「神が土地を選んだ」という言葉について論評したのだ。』
   (参照)http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/605.html
     新教皇を支えるシオニスト枢機卿シェンボルン【イスラエルが喜ぶはずだ!】
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 シオニズムが「ユダヤ人に対する聖書の命令」だ、そして「神が土地を選んだ」ということである。「聖書の命令」はおそらく黙示録の現世的解釈によるものだろうが、その解釈を教えた「神」とはどこのどなた様のことだろうか? シェンボーンはまさか「イングランド銀行」の神とは口が裂けても言えまい。

 また、このエルサレム・ポストの記事には、シェンボーンが『欧州のキリスト教徒がイスラエルを支持するのはホロコーストの罪悪に基づくものだ、という主張をはねつけ』た、と書かれてある。やはり「神の命令」であるようだ。

 エルサレムの第3神殿再建に関して、ラルーシュ派の歴史学者であるScott Thompsonが、米国ネオコン・シオニストのコーディネーターであるマイケル・レディーンについて次のように書いている。

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「神殿の丘」謀略
 レディーンと彼の妻バーバラは、イスラム教徒にとって第3の聖地であるエルサレムのアル・ハラーム・アル・シャリフ(アラビア語で「神殿の丘"Temple Mount"」)の上に、ソロモン第3神殿を再建する『ハルマゲドン・プロジェクト』に参加し続けている。聖なる岩のドームの上にあるアル・アクサ・モスクの破壊計画は、中東での止めることが不可能な戦争を勃発させるかもしれない。バーバラ・レディーンは最近まで「聖書考古学誌(Biblical Archeology Review)の編集幹部を務めていた。この雑誌は、英国フリメーソンリーのthe Quatuor Cornati ("Four Crowns")とともに、その第3神殿が置かれるべき場所を決定する中心的な役割を果している。
   (参照)http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/398.html
     ユダヤ・ファシズムの系譜:ジャボチンスキーからシャロンまで(4)嘘で世界を操る野郎ども
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 このファシスト・シオニストがきっちりこの狂気に参画していることがわかる。さらにラルーシュはジャボチンスキーを英国のエージェントと見なしている。

 例の「シオン長老の議定書」とかも、一般ユダヤ人を狩り立てるために、内容の多くを故意にばらしておいてその作者を「シオン長老」に仕立てたものではないのか、実際の原稿は案外と英国のどこかの豪邸で作られて、こっそりロシアかどこかで流しておいて欧州各地で大騒ぎして話が広まるように仕組んだのではないのか、という気がしてならない。

 実際にあの「議定書」に書かれてあることとほぼ同様の事態が世界で進んでおり、20世紀を理解し21世紀を読み取るのに非常に参考になる内容だ。そして、一方でそれが欧州からのユダヤ人追い出しに使われ、一方で「アンチ・セミティズム」の罵声の中でまともな研究の対象にしにくい状況が作られてきた。実に巧みな情報操作であろう。このことが真の作者がどこにいるのか、を示しているのではないか、と感じる。

 マコウや、またラルーシュ派の歴史学者たちが言うように、その狂気を世界に実現させようとたくらむエリート階級、というような発想をすると「陰謀論者」と言われるのだが、人間は決して「経済的条件」や「政治的圧力」などといった物理的要因の『関数』ではない。そういった要因と同時に、自らの内からの能動的な要求や意図に基づいても動くものである。そして経済的・政治的に権力を手にする者はその能動的な要求や意図を実現できる立場にあるわけだ。実現できる、となれば、実現しようとするのは当然のことであろう。彼らはニーチェのいう「超人」に他ならないのだ。

 人間をいくつかの計測可能な要因の『関数』として取り扱う「人文科学」こそ、あの支配者のエージェントが発明した奴隷操縦技術だろう。別に「エイリアン」や「爬虫類人」を仮定する必要は無く、人間は人間のままで十分に「エイリアン」であり「爬虫類人」である。十分に悪魔なのである。彼ら支配者の意図が黙示録の実現と彼らが解釈する「地上天国」の実現である可能性は、私は高いと考える。シオニスト・ユダヤ人もキリスト教シオニストも、しょせんは操られた「道具」に過ぎない。そしてその意図に気付き暴こうとする者に「陰謀論者」「反ユダヤ主義者」の罵声を浴びせる者達も、ユダヤ人、非ユダヤ人に関わらず、道具と成り下がった人間なのだろう。

 だからと言って私はマコウのように宗教に立ち戻る気はサラサラない。私は本能のままに生きる。「本当のことを知りたい」という欲求も、また人間の本能だからである。

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