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WTC第7ビル崩壊:資料

小見出し一覧(クリックするとその項目に飛びます。資料は今後、増やしていく予定です。)
【WTC第7ビルについて】
【WTC第7ビル崩壊の様子:北側遠方からのビデオ、スチル写真】
【WTC第7ビル崩壊の様子:北西側路上からのビデオ、スチル写真】
【その他の第7ビル崩壊場面のビデオ資料】



【WTC第7ビルについて】  (小見出し一覧に戻る)

 WTC(世界貿易センター)第7ビルは、1983年に着工され1987年にオープンした、他のWTCビルよりも10年以上も新しいビルだった。現在では同じ敷地に新しい「第7ビル」がそびえているが、2001年に9・11事件が起こった後、ただちに崩壊したビルの残骸が片付けられ(ほとんどが中国とインドに輸出されてリサイクルされた)、その年中に整地が始まり、翌年の2002年には新ビルの建設が始まったものである。その完成は2006年だが、思いがけない事件の最中に思いがけないビルの崩壊がおこったにしては、やけに早い設計と建設開始だと、感心せざるを得ない。なお、旧第7ビルには企業のほかに、CIA、国防総省、シークレットサービス、米国証券取引所、国税庁、ニューヨーク市緊急事態管理局事務所などの重要な公的機関もテナントとして入っていた。
(下の地図は2001年以前のWTC地区、右側の写真は9・11の日に崩壊した第7ビル。)
 

 本来あったWTC第7ビルは48階建て、高さ186m、床は台形でその長い方の面(北側の面)の長さは101m、幅が43m。内部には24本のコアがやや変則的な形で配置されていた。5〜6階、22〜23階は特別に頑丈な構造のメカニカルフロアーである。下左の次の写真は上の地図とは逆に向いているので注意。台形状の形で長い辺になっているのが北側面。


 第7ビルはもちろん飛行機激突の影響を受けていない。そしてツインタワー崩壊のおよそ7時間後、2001年9月11日の午後5時20分ごろに、ビル全体が突然崩落して残骸の山となった。下の断面図では上側が北側面、左が東側、右が西側で、周辺と中央部にある小さな四角形はビルの下から上までを突き通す支柱の位置を示す。また図の赤い丸で囲まれている柱は、ビルの下層の階にある部分が第1ビル崩壊の飛翔物で傷つけられた可能性があるとされるもの。

 事件後の数年間は、この支柱の損傷とともに、ビルの中に蓄えられていた非常時発電用の重油による火災が崩壊の原因ではないかとも言われていた。しかし第7ビル崩壊を調査して2008年に最終報告書を公表したNIST(米国国立標準技術院)は、その報告書で、第7ビルを崩壊に導いたものはツインタワー崩壊の影響で破損した支柱でも重油火災でもなく、オフィス内の可燃性の家具や器具が燃えた通常のビル火災の熱によって12階の79番の支柱(断面図で右上端の柱)が損壊し、それが全面崩壊を導いたと説明している。
 

【WTC第7ビル崩壊の様子:北側遠方からのビデオ、スチル写真】  (小見出し一覧に戻る)

 こちらのビデオ「9/11: Short WTC7 Video Compilation(1分07秒)には、数多くの方向から別々の人の手によって記録された第7ビル崩壊の実際の様子が集められている。ただ、どれを見ても「あれよあれよ」という間に見えなくなってしまい、詳しい様子は時間ごとにストップモーションした映像によらなければ分からないだろう。
 次に挙げるのは、このビデオの最初にある北面の真正面から見た映像を連続スチル写真にしたものである。これはNISTやAE9/11Truthの専門家たちが落下速度の分析に使用したものと同じ原版を用いたもので、遠くの地平線がビル屋上のラインとほぼ同じ位置にあるため、落下の様子が分かりやすい。

【写真北0a(左)、写真北0b(右)】
 写真左は崩壊がまだ明らかでないときの映像。屋上の東(左手)側にペントハウスがある。写真右はこのペントハウスがいきなりビルの中に吸い込まれるように崩れ落ちる場面。

【写真北1(左)、写真北2(右)】
 下の写真左は、上の写真北0bから5秒ほど経ったときだが、ビルの外形には先ほどから変化が見えない。しかし別の角度からの映像で見るとあちこちの窓を通してビル内に何らかの異変が起こっている様子が伺える。
 以後、それぞれの写真の間隔は0.4秒(1秒30コマのビデオで12コマずつの間隔)である
 写真左では屋上中央のペントハウスが崩れ落ち始める。しかしビルの本体の外形には変化は見られない。


【写真北3(左)、写真北4(右)】
 下の写真左では、屋上ペントハウスがビル内に吸い込まれていき、ビル全体の落下がこの前後で開始する。写真右ではビルの落下が目視でも明らかに分かる。


【写真北5(左)、写真北6(右)】
 ビルの落下は徐々に速度を増していく。しかしビル自体の外形に大きな変化はなく、ほぼ真っ直ぐで左右対称の形を保ったまま(つまり左右どちらかに傾くことなく)どの部分もほぼ均等に落ちていくことが分かる。


【写真北7(左)、写真北8(右)】
 ビルの落下はどんどん大きくなる。明らかに加速度運動をしている。


【写真北9(左)、写真北10(右)】
 詳しい分析によると写真右の前後でつまり加速度が減少していき、落下速度は増加しながらも次第に一定値に近づいていく。下の方にあったビルの塊から大きな抵抗を受け始めたものと思われる。


【写真北11(左)、写真北12(右)】
 別角度からの映像では、上の写真北10のあたりから、ビルが南側(向こう側)に向かって傾いていくことが分かる。下の方にあったビルの塊から南北に不均等な抵抗を受けていると思われる。写真右で、ビル落下の様子が見えなくなる。



【WTC第7ビル崩壊の様子:北西側路上からのビデオ、スチル写真】  (小見出し一覧に戻る)

 次に「9/11: WTC7 "Collapse" (NIST/CBS video)」 (23秒)から作った連続スチル写真。上の北側遠方からの映像とは別角度(北西側路上)から見たいくつかの特徴が現れている。各画像の間隔はやはり0.4秒(12コマ置き)。先ほどの写真北1、写真北2・・・の画像とそれぞれの時点をできる限り一致させている。

【写真北西1(左)、写真北西2(右)】
 下の左の画像ではすでに東(左手)側屋上のペントハウスは消えており、中央のペントハウスが落下を開始する寸前。写真右では中央ペントハウスが落下を開始しているが、ビル自体の外形に変化はない。ただ西(右手)側の角はわずかに外側・内側に振れるように動いている。

【写真北西3(左)、写真北西4(右)】
 下の写真左で屋上中央ペントハウスは見えなくなっていく。この辺りがビル全体の落下開始時点だと思われる。また今から後、ビル東(左手)側の角が東側に広がり、同時にビル中央部がへこんでいくように見えるが、この動きは先ほどの正面からの映像ではさほど明らかではない。撮影された角度から考えて、ビル東(左手)上側の部分が折れるようにやや前のめりになっていくような動きが起こっているのかもしれない。写真右ではすでにビル全体の落下が起こっている。

【写真北西5(左)、写真北西6(右)】
 落下速度が徐々に増していく。しかしビルは左右のどちらか一方に傾いていくことなく、真っ直ぐに立つ形を保ったままで下に落ちていく。


【写真北西7(左)、写真北西8(右)】
 落下速度が急速に増していく。詳しく見ると写真右の前後以降で、ビルの西(右手)の端が南側(向こう側)に向かって徐々に傾いていくことが分かる。おそらく北(手前)側の方でより大きな抵抗を受け始めたものと思われる。


【写真北西9(左)、写真北西10(右)】
 この角度からでは、これらの時点で手前のビルに隠れて第7ビルの動きが見えなくなる。



【その他の第7ビル崩壊場面のビデオ資料】  (小見出し一覧に戻る)

Previously unseen WTC7 collapse video - C'mon people - fire?
(1分42秒:北西角側路上から、アップシーンで始まる、真っ直ぐ落ちて傾いて倒れる姿、スローモーション付き)

NIST FOIA: R14 -- Freelance WTC7 1-6, Timer Added (WTC7 Collapse & Dust Plume)
(3分17秒:ニュース番組、前半は北側路上からインタビュー中、後半は遠方から見る粉塵の雲の盛り上がり)

NIST FOIA: WTC7 Collapse (Mike Hernandez, CBS)
(1分54秒、北側路上、正面から、粉塵の雲の広がり)

September 11th 2001 CBS-Net Dub5 14
(20秒:北側ビル内から、街路を走る粉塵の雲)

【以後、崩壊後の様子、崩壊前に起こった火災とツインタワー崩壊による損傷について、追加する予定。】

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